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その魅力

Nelson Marshmallow Sofa

プロダクトストーリー

部屋を明るくし、持ち主を幸せな気分でくつろがせてくれるネルソンマシュマロソファ。直径約25cmの「マシュマロ」クッションが18個並ぶ様子を見れば、微笑まずにはいられません。人々の注目を常に集め続けてきたこのソファの歴史は、1956年に遡ります。当時、ハーマンミラーのカタログでは、このように紹介されていました。「びっくりするような外見ですが、座り心地は非常に快適です」

ドラマと実用性を兼ね備えた名作

そんな風変わりな外観をもったネルソンマシュマロソファは、ロビー、ラウンジや居間などで、遊び心のある、ドラマチックな存在感を主張してくれます。心地よさそうな18個の丸いクッションが、艶消しのスチールフレームの上に浮いているような、愉快なデザイン。

クッションの張地は多様なファブリックやレザーから選択可能。ドラマチックな黒のレザーにするか。陽気な印象のオレンジや鮮やかな赤のファブリックを選ぶか。クッションは簡単にフレームから取り外すことができ、当初のカタログが謳っていたように、「一部だけが使い古されることのないよう」場所の入れ替えも自由です。好みの張地で希望のソファをつくりだすことができます。

艶消しの管状スチールフレームと光沢のあるブラックの脚部は、頑丈で耐久性があるため、人の出入りが多い場所にも適しています。

デザインストーリー

ある日、ジョージ・ネルソンと彼のデザイン事務所で働いていた若手デザイナー、アーヴィング・ハーパーのもとに、一人の発明者から売り込みがありました。持ち込まれてきたのは円盤状に射出成型されたプラスチック。発明者の話によれば、安価に製造でき、耐久性もあるとのことでした。二人のデザイナーはこの素材を一目見ると、スチール製のフレームに18個を並べて取り付けました。これがネルソンマシュマロソファの始まりです。

発明者が持ち込んだクッションは、結局、実用的でないことがわかりましたが、ネルソンとハーパーは自分たちが何気なく生み出したデザインに興味を持ち続け、ハーマンミラーがそれを製造することを決定したのです。

ばらばらであった要素をつなげ、それらが宙に浮いているように見せることで、ネルソンとハーパーは、このソファにユニークな外見と人目をひく魅力を与えました。そして、このネルソンマシュマロソファこそが、1960年代のポップアートのスタイルに向かう道を開くことになったのです。

ちなみに、アーヴィング・ハーパーは、あの有名なハーマンミラーのロゴのデザインも手掛けています。

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