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その魅力

Eames Tandem Sling Seating

プロダクトストーリー

イームズのタンデムスリングシーティングは、日々、数百万という旅行者に、快適さと信頼性を提供しています。

1962年にシカゴのオヘア国際空港のためにデザインされた、スマートでモダンなデザインのこのチェアは、今でもさまざまな交通機関の待合室でスタイリッシュな存在感を放っています。世界中の人々が、その魅力と快適さを認めています。そしてターミナル関係者からは、スペースをとらない柔軟性、耐久性、メンテナンスのしやすさが高く評価されています。

Eames Tandem Sling Seating

多様なスペースに柔軟に対応

イームズのデザインならではの優れた特長が、この黒いTビーム部分です。このTビームによって、2脚から7脚の座面やテーブルを任意の順番で自由に連結することができます。また、アームのないタイプも Herman Miller Options を通してご注文いただけます。スペースを最大限に活用するために、座面を背中合わせに配置することも可能です。レイアウトの選択肢が非常に多彩なため、設置場所のニーズに簡単に対応できます。存在感を主張しすぎることのないスマートなデザインが、公共スペースに違和感なく溶け込みます。

Eames Tandem Sling Seating

待ち時間を快適に

パッド入りの座面は幅がゆったりしており、座面と背もたれの角度は広めにとられているため、フライトが遅れた場合にも待ち時間を快適に過ごすことができます。脚部のサポートビームは、チェアの下に手荷物を置くための十分なスペースが確保できるように設計されています。

24時間、365日の使用に耐える

タンデムスリングシーティングの強度と耐久性を実証するため、約45kgのおもりを約13cmの高さから試作品の座面パッドに1万5千回落下させるテストが行われました。そして実際の使用場面においても、タンデムスリングシーティングは、最も過酷な状況で、毎日24時間絶え間なく使用した上での耐久性が証明されています。

アルミダイキャスト製のチェアフレームとサポートビームにより、最大の強度が得られます。パッドは、2層のビニールの間にポリウレタンフォームを圧縮して密封した構造で、耐久性に優れ、しわが出来ない表面が実現しています。脚部の素材はポリッシュドアルミニウムとナイロングライズです。

Eames Tandem Sling Seating

メンテナンスは簡単

ほこりのたまる縫い目がないため、座面はいつも新品のようにクリーンです。シートと背もたれのパッドは同じ大きさになっており、入れ替えることが可能です。アームパッドも含め、これらのパッドはその場で交換可能です。

デザインストーリー

タンデムスリングシーティングは、快適で、魅力的で、かつ耐久性に優れたパブリックシーティングのニーズに対応するために、1962年にシカゴのオヘア国際空港のために、チャールズ&レイ・イームズによってデザインされました。設計のベースとなったのは、イームズアルミナムグループチェアのために開発したスリングシステムでした。

2009年、シカゴ建築財団よって開催された「オヘア国際空港:究極のモダニズム空港の記録」と題する展覧会では、空港の音が流れるインスタレーションや、ヘドリッチ・ブレッシング社や写真家のロバート・バーリーによる空港の歴史的な写真と並んで、イームズタンデムスリングシーティングも展示され、注目を集めました。

およそ50年前にデザインされたものでありながら、このチェアは現在も改良の余地がないほど洗練されたデザインです。2005年、シドニー・モーニング・ヘラルド紙が選りすぐりのデザイナーと建築家に対して、「最高」および「最低」のデザインを選ぶように依頼しました。「最高」デザインの中には、1960年代のジャガーEタイプ、歯ブラシ、よく知られたコカコーラのビンなどがありました。

世界グリーンビルディング協議会の創設者兼会長であるチェ・ウォール氏は、このイームズタンデムスリングシーティングを最も好きなデザインとして選びました。そのときに彼はこうコメントしています。「このチェアは、イームズ夫妻が1962年にシカゴのオヘア国際空港のためにデザインしたものです。世の中には、空港自体はひどいが、このチェアだけが唯一の取り柄だというところがあります。このチェアは非常にエレガントで、この上なくシンプルでありながら、十分な機能を果たしています。縫い目がないために、メンテナンスの手間もかかりません。そして何より、座り心地が快適なのです。」

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